ベトナム、Moonlight

東京とホーチミンでほぼ毎月に定点観測しています。 その為に往復している訳ではありませんが。 ベトナム(ホーチミン)で発見したり、感じたGapを取り扱っていきます。そのうち、ビジネスに関するトピックスが多くなると思います。

2009年6月24日水曜日

格安航空のオプション戦略?

格安航空のチケット料金は確かに安く設定されている。

少し古いかもしれないけど、ハーバードのケース・スタディ(Ryanair、英国)は、
First Moverとしての、その繁栄が良く解ってとても興味深い。

航空会社の事業構造(ビジネスモデル)を考えてみると、
確かに巨額な設備投資が必要である上に、
安全性などの規制、各国ごとの利害偏向などと、
複雑なビジネス判断が必要だと思われる・・・。

しかし収入とコスト構造を重点的にまず考えてみると、
損益分岐点分析的にはそんなに複雑ではないように思えてくる、、、。
固定費のコストを抑え、如何に顧客を集めるか・・・
飛行機を空飛ぶホテルと思えば、そうなのかもしれない。
安全性は確かに最重要だが、空飛ぶホテルが★★★★★★だけである必要はないのだろう。。

さて、日本国内を見てみると、
世界的な格安航空の成功を国内の利用者はまだ受益できていない感じがする。
東京⇔札幌は競争が導入されて嬉しい限りなのだが、
日本の近郊への航空路線が安くなっている訳ではない。
(すごくチャンスがあるとも思うが)


++++++


さて、毎月航空会社を使うとなると、通勤コストを安くしたいという気にもなる。

そのような前提で、国外の格安航空を使ってみると、少し感じることがある。
まずは徹底的にオプション料金(追加料金)で収益をあげる構造になっていること。

①必ず空港でのチェックイン時に荷物検査(重さ検査)を行い、ちゃんと料金を請求してくる。
「規定は7kgになっています。8kgオーバーなので、○○ドル支払して下さい」

→ 荷物も省エネしなきゃ、と毎回思う。たまに重くなると、100$近く請求されたりもする。

また、室内に入って、座席は流石にオプション料金ではないのだけれども、
室内で配られるものは殆ど有料。

従来のエアと同様に、入国審査カードを配ってくれるが、
流石に有料でないのは助かる(きっと規制があるのだろう)。


②でも寒いので毛布を利用しようとすると、「20$なり・・・」などと請求される。
水は勿論である。
トイレの利用は請求されないけど。
(ベトナムでは請求されたりする場所が今でも散在するけど。)


③そんながめついとも思える格安航空なのに、空いている座席を利用するのは
請求がない。

空いている4人掛けの席で、ごろ寝しても請求はされないようだ。

だから飛び立つと、後ろの空いている席を目掛けて、みんな走ってくる。。。
(特に女性なら)ゆっくり足を伸ばして寝られるから、それは便利だ。
なぜ別の席に座るのは請求がないのか?
これも何か規制があるのだろうか。。。


④そして期待したいのが、どのようなサービスが、
今後提供されるのだろうか(有料で)??

そんな感じで周りを見回したら、寝ている人だけでなく、
PCで動画(たぶん)を見て楽しんでいる人もいた・・・・・。

格安の場合は席にTV画面なんてないものなので、
確かに良いかも。


911の後に、911陰謀説で聞いたのだけれども、飛行機に乗ったらmobileが通じるとか通じないとか。
試したことはないけど、同様にネットは通じないだろう。
ネットが通じるなら有料でも使いたいけど。。


エアではみんなどんな過ごし方をしているのだろうか?
エアを通勤電車だと考えると、少し使い方を考えなきゃ、と思う今日この頃である。






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1 件のコメント:

2009年6月27日 4:39 に投稿, Blogger Moon さんは書きました...

http://bztrip.alpha-consultancy.net/2.11internet-roaming.html

参考になりそうなサイトを発見!
また、飛行機でもネットできるようです。。。

以下、抜粋。

2.11.2 航空機インターネットサービス(Connexion by Boeing)
航空機の中でインターネット(web閲覧、メール)が利用できるサービスが、Connexion by Boeingにより提供されている。衛星経由で地上35000フィートの高度で接続される。利用できる、航空会社及び路線は、サービス提供航空会社一覧あるように、例えば、JALではニューヨーク、ロンドン、シカゴ便で機内インターネットサービスが利用できる。

料金は、US$26.95でワンフライト定額で24時間までのコネクションフライトを含む。支払いは、各ホットスポット会社から支払いができる。例えば、国内では、NTTコミュニケーションズが運営する、”無線LANサービス ホットスポット”から支払いができる。3時間まで1700円、3-6時間までが2300円、6時間以上が3400円となっている。

サービスに必要なものは、ワイヤレスLAN機能があるPC。

サービス提供航空会社一覧
サービス利用に必要なもの
プロバイダによる説明:

BIGLOBE海外ローミングサービス・航空機インターネット
(2006年5月3日)

 

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